手術から"自己回復力"へ。ヤエコフクリニックが生まれた理由

手術の限界を越えて──新たな医療の形を求めて

約12年にわたり、整形外科の第一線で数多くの手術を手がけてきました。

もともと幼い頃から強度の近視を抱えており、外科医になるために視力の手術を受けた経験があります。限られた時間の中、全力で手術の研鑽に打ち込みました。多くの患者様が勇敢に手術に臨まれ、術後素晴らしい回復を遂げていく奇跡を見守って参りました。

チーフを任されたり、学術的にも臨床的にも順調にキャリアを積み重ねていく中で、ふと、ある疑問が心に残るようになったのです。

「手術で良くなる。でも、また再発する。これは本当の解決なのか？」

外科医としてのキャリアに終止符を打った日

順調なキャリアとは裏腹に、無情にも視力の限界は予定よりも早く訪れました。10年ちょっと経ったところで、外科医のキャリアは終止符を打ちました。これ以上は緻密で精密な作業ができなくなりました。

そんなある日、以前担当した患者さんの言葉がふと蘇りました。

「もし手術をせずに治る方法があるのなら、それほど嬉しいことはない。先生ならできるでしょ」

そして、医師を志した頃の想いがよみがえりました。

人が本来持っている回復力を引き出し、薬や手術に頼らず、根本的に改善する根本的な策を届けられる医師になりたかったことを。

渡米とスタンフォード大学での挑戦と気づき

本来なら挫折であるできごとが希望に変わりました。その思いを原動力に、私は新たな挑戦へと歩み出しました。

国内で健康科学スポーツ医学博士号を取得した同年2016年に渡米。日本人としては初めて採用された米国スタンフォード大学病院でのスポーツリハビリテーション診療（Physical Medicine and Rehabilitation：PM&R）の研究に従事しました。スタンフォードでの研究は、米国最大のスポーツ医学会の研究賞受賞にチームを導きました。

スタンフォードのPM&R診療所でみた「医師が伴走することによって、人は自分の力で回復し、人生を変えられる」実感を日本でも再現したい、そう強く思うようになりました。

手術や薬に頼らず、体本来の働きを尊重しながら、自然な状態へと整えていくためやえこふクリニックを開設しました。

「手術の代わり」に、何ができるのか？「やえこふクリニック」が目指す医療

当院は、以下のような思いをお持ちの方々のために存在しています：

• できるだけ薬を使わずに体調を整えたい

• 手術を受けずに、慢性的な痛みを改善したい

• 再発しにくい身体をつくりたい

• 精神的にも安定し、前向きに生きたい

• 自分の健康を自分で守れるようになりたい

皆さまの思いに応える解決策を、メディカルトレーニング教室として体系化し、

「からだの教室」「こころの教室」「ウェルネス教室」の3つの分野に分けて実施しています。

「病気でない」だけでなく、「より健康に」「美しく」「いきいきと暮らし、活躍する」ための包括的なアプローチを日本人向けに考案し提供しています。

あなたも、「自分の力」で回復する道へ

医学という学問の恩恵は医師が一方的に治す医療でけに留まりません。

ひとり一人が主体となって健康をつくる毎日を支えることができます。

私たちは、その伴走者であり、支援者でありたいと願っています。

🌱 本気で変わりたいと感じたときは、ぜひ一度お話を聞かせてください。