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【産業医の役割】いまから知っておきたい医師と創る唯一無二の働きたくなる会社

🕒 2023年12月17日  🗒️【コラム】 

【産業医の役割】いまから知っておきたい医師と創る唯一無二の働きたくなる会社

WHO:World Health Organization (WHO)(世界保健機関)が定める健康の定義は「病気でないとか弱っていないことではなく、肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてが満たされた状態にあること」で続きを読む・・・

産業医の役割は、単に病気の予防だけではない

WHO:World Health Organization (WHO)(世界保健機関)が定める健康の定義は「病気でないとか弱っていないことではなく、肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてが満たされた状態にあること」です。 少し平たく言うと、「もっと満たされていいんだよ」の意味に取れます。しかしながら、こうした本当の意味の健康概念は、日本国内では単なる理想論として掲げられ、現実不可能な遠い世界のように感じることがあります。時代や社会の状況は刻々と変化しており 労働のあり方も変わってきているのではないでしょうか。

医学が経営にも活用できる?

一昔前「健康経営」という言葉が一人歩きしたように感じました。途切れなく、会社の収益が流れ込むことがまるで健康のような風潮でしたが、これは二次的三次的結果の一部であって、やはりまずは最初に、働く場所が安全で安心できる環境かどうか。労働者の心や体に不調は続いていないか、 人材へのコツコツとした健康投資の先に、組織の金銭的な経営が良好につながる、つながればいいなと希望的観測の考え方です。

働きたくなる会社?

では果たして、唯一無二の従業員が自ら働きたくなる会社なんて、理想は実現するのでしょうか?私の答えは、YESです。しかもBig YESです。 しかしながら、これには、運営人の根気強さと医学の知見が必要になると考えます。時間や英才教育、それに係る費用を消費と捉えるか、成果がいつどれだけ得られるかもわからない不安定なことを必要な投資と考えられるか、運営人の裁量が問われます。